有線LANのトラブル対応では、「どこまで確認すれば十分なのか」「次に何を見るべきか」で迷うことが少なくありません。
NetAlly AllyWare v2.9 で追加された EZ Wired Test App は、そうした“判断の迷い”を減らすことを目的に設計された、新しい有線テスト用インターフェースです。
EZ Wired とは何か?
ポイントを一言で
EZ Wired(イージーワイヤード) は、有線接続テストの流れを直観的に確認できるよう整理したアプリです。
- 対象機種
- EtherScope nXG
- CyberScope / CyberScope XRF
- LinkRunner 10G
- LinkRunner AT 3000 / 4000
- 従来の
- AutoTest
- Switch アプリ
が持っていた 中身(テストロジック) はそのままに、
👉 操作と表示を、現場向けに最適化 しています。
「START」を押すと、何が起きるのか?

EZ Wired では、画面右上の START をタップするだけで、有線接続テストが始まります。ただし裏側では、以下のような処理が自動で行われています。
裏側の仕組み(重要)
- AutoTest が内部でテストを実行
- リンク状態
- PoE
- DHCP / DNS
- ゲートウェイ
- 接続先スイッチ
- EZ Wired は
👉 結果だけの、要点に絞って表示
つまり、
「テストはフルでやっている。でも人にはシンプルに見せる」
という設計です。
画面の見方:色だけで状態が分かる
EZ Wired の画面では、各テスト項目が 色付きアイコン で表示されます。
- 🟢 緑:問題なし(成功)
- 🟡 黄:注意が必要な状態
- 🔴 赤:失敗・要対応
これにより、
- 問題は何か?
- 参考情報として見るべきか
が 一目で判断可能 になります。
詳細を見たいときは「そこだけ」掘る
EZ Wired は「簡略化」されていますが、
情報が削られているわけではありません。
- PoE
- Link
- Nearest Switch
- DHCP
- DNS
- Gateway
- Test Targets
👉 それぞれの アイコンをタップすると詳細画面 が開き、
従来どおりの情報を確認できます。
プロファイル設計もそのまま活用できる
EZ Wired は、独立した設定アプリではありません。
- AutoTest で作成した
EZ Wired Profile をそのまま使用 - プロファイルに追加したテスト項目は
👉 自動的に EZ Wired の画面に反映
つまり、
設計はしっかり、操作はシンプル
という役割分担ができます。
どんな現場に向いているか?
特に効果が高いのはこんな場面
- 初動切り分けを素早く終わらせたい
- 全項目を順に見る必要はない
- 若手や非ネットワーク専門の作業者が多い
- PoEやリンク状態の確認が中心
👉 「まず問題があるかどうか」を即判断したい現場に最適です。
まとめ:EZ Wired が減らすのは「操作」だけではなく「判断に迷う時間」
EZ Wiredは、単に操作を減らしただけのアプリではありません。
例えば、
- 何を見るべきか
- どこまで確認すればよいか
- 次に進んでよいか
という 判断の順序を整理 した点が、最大のポイントです。
💬 技術的なご相談について
「この現場ではどう判断すべきか?」など、記事を読んで気になった点があれば、お気軽にお問い合わせください。
📩 今後も、EZ Wired / EZ Wi-Fi のような
「どう使い、どう判断するか」に焦点を当てた解説をお届けします。
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