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JECTEC (Japan Electric Cable Technology Center: 一般社団法人 電線総合技術センター ) は、JEITAと協力してLANケーブルのCAT.6A型式試験を提供しています。
本ページでは、その試験内容や申込方法について簡潔に紹介しています。
試験の詳細や具体的な申し込み手順については、下記の公式ホームページからご確認ください。
公式ホームページ:Cat.6A LANケーブル型式試験

Cat.6A LANケーブル型式試験は、ネットワーク性能の向上に欠かせない試験であり、各種規格に準拠した試験が実施されます。Cabling Cert Techでは、この試験の概要を分かりやすくまとめました。

試験のニーズ

JEITA 情報配線システム国際標準カンファレンス 2024において、「LANケーブル JECTEC型式認定(仮名)について」※の講演が行われましたが、その中で近年需要が拡大しつつあるCat.6A ケーブルにおいて規格に適合しない安価な市販ケーブルが市場に流通していることが、ユーザーから指摘されてきており、これに対して、業界団体であるJEITAは、エイリアン・クロストーク規格に非対応とみなされる製品のご購入リスクを防ぐ取り組みを行ている旨の紹介がなされました。(詳細はこちら
※注記: 講演会当時の仮称です。現在、正式試験名称は「Cat.6A LANケーブル型式試験」となっています。講演内容の詳細はこちらからご覧いただけます。


当該講演で紹介されている通り、2019年以降のWi-Fi6やWi-Fi6Eの登場により、有線・無線の両方で通信速度の向上が進み、それに対応するためにCat6Aケーブルの利用が増えている状況です。


この背景から、Cat.6Aケーブルの規格への適合性を評価する公平な第三者機関による試験が一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)とのタイアップにより、JECTECによるCat.6A LANケーブル型式試験サービスが 2024年10月より始まっています。この試験では、Cat.6AケーブルのJIS規格(JIS X 5150-1:2021)への適合性を評価し、適合する製品の情報をJECTECのWebサイト上で公開されます。

試験の概要


試験は、フルーク・ネットワークス社製 ケーブルアナライザ DSX-8000にパーマネントリンクアダプタを取り付けたものを接続し測定します。なおパーマネントリンクアダプタでは、RJ-45ジャックとの勘合部分のクロストークも測定されますが、この部分は金属パイプでRJ-45ジャック間を遮蔽するためケーブル部のみのエイリアン・クロストークが測定されます。

この認定試験により、ユーザーは規格非適合のケーブルを購入するリスクを避けることができるため、確実な顧客からの信頼の獲得と再施工のリスクを避けることができるようになります。

試験のお申込み方法・料金

お申込みに当たっては、「 専用見積り依頼書」を「お問い合わせフォーム」等を通じてご送付する必要があります。

お申し込みの手順:

  • 専用用紙をダウンロード
  • 必要事項を記入し、送付
  • JECTECからの連絡を待つ

お問い合わせ方法や料金に関する詳細情報については、以下のボタンからJECTECの公式サイトをご覧ください。