本記事について:
本記事は、Fluke Networksが公式サイトで公開している New Solutions for VSFF Applications(Fluke Networks公式ブログ原文) を、Fluke Networksのサポートの下、Cabling Cert Techが日本語に翻訳し、再構成した記事です。

目次

はじめに

新しい 超小型フォームファクター(VSFF)コネクタMDCCSSN デュプレックス・コネクタ および MMC マルチファイバー・コネクタ)は、データセンターをはじめとする 高密度ファイバー用途 でますます普及しています。システムを安定して稼働させるためには、テスト検査清掃が欠かせません。設置再構成トラブルシューティングのいずれにおいても、必要なツールを活用することで、リンク性能の認証汚染の検査・除去を、より効率的に実施できます。

1章 リンクパフォーマンスの認証によって アプリケーションサポート を確保

業界標準では、特定のアプリケーションごとに 最大挿入損失値リンク長 が定められています。したがって、アプリケーションを確実にサポートするには、総挿入損失リンク長 を測定する ティア1認証 が不可欠です。さらに、認証テスト では 導通極性 もチェックし、システムが正しく機能することを確認します。

通常、ティア1認証ファイバーケーブルシステム保証 を取得するための前提条件です。これはまた、設置品質 を証明する最良の方法であり、将来の トラブルシューティング における パフォーマンスベンチマーク(性能基準) として機能します。

データセンターの ファイバーリンク認証 には、フルーク・ネットワークスの CertiFiber™ Pro のような 光損失テストセット(OLTS: Optical Loss Test Set)テスト基準コード(TRC: Test Reference Cords) が必要です。
認証テスト の最初のステップは、基準設定 を行い TRC損失 を明確にすることです。これは両端での 接続損失 を含み、最も不確かさの少ない、推奨される 1ジャンパー基準法(1 Jumper Reference Method) を用いて実施する必要があります。
CertiFiber Pro では、1ジャンパー基準 の設定を直感的なアニメーションで案内し、基準設定ウィザード に従うことで、基準設定と TRC性能検証 のプロセスを順を追って簡単に実行できます。

1ジャンパー基準法(1 Jumper Reference Method) を行うには、OLTS(光損失テストセット)TRC(テスト基準コード) が、テスト対象リンクと同じ コネクターインターフェース を持っている必要があります。
そうでない場合は、精度が低下する可能性のある ハイブリッドTRC を使用した 3ジャンパー基準(3 Jumper Reference Method) を適用する必要があるかもしれません。

ありがたいことに、CertiFiber Pro には、新しい MDC VSFFアダプターTRC など、1ジャンパー基準 に対応したさまざまな 交換可能アダプターTRC が用意されています。

MDC VSFFコネクター に終端されたファイバーリンクを CertiFiber Pro1ジャンパー基準 でテストする方法については、当社の Jim Davis によるこのビデオをご覧ください。

YouTube動画:フルーク・ネットワークスの CertiFiber Pro を使用した MDC コネクターのテスト方法

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