
このカタログは、10GBASE-T環河内長野市では、少子高齢化と税収減の中、新型コロナウイルス感染症拡大による GIGAスクール構想の前倒し実施に迅速に対応し、教育ネットワーク環境の全面刷新を決断しました。
2009年のスクール・ニューディール政策で既にネットワーク整備を進めていたものの、1人1台端末の本格導入に伴い、将来的な動画活用やデジタル教科書利用を見据えた抜本的な見直しが必要とされました。
保守業者である日本電通との連携により、Cat6A UTPケーブルを含む全配線部材を信頼性の高いパンドウイット製品で統一。10Gbps通信をはじめ、Wi-Fi 6 や 5G など将来の技術進化にも対応可能なネットワーク基盤を実現しています。
さらに、全国的な工事の遅延を先読みし、入札から施工までを前倒しで実施。2020年7月の時点で、全市立学校への展開を完了させ、他市に先駆けてGIGAスクール環境の整備を達成しました。