Panduit(パンドウィット)は、米国に本社を置く世界的な配線システムメーカーです。

ネットワーク配線・管理・接続に関する製品や技術を提供しており、特にLAN配線分野で高い信頼と実績を誇ります。本ページでは、Cat6Aソリューションを中心に、製品情報や導入事例、関連技術コラムなどをCabling Cert Tech独自の視点で整理しご紹介しています。本サイトが日頃の情報配線システム設計・施工に携わる皆様にとって、実務で役立つ情報源となることを目指しています。

✍️ 公式コラムのご紹介
ネットワーク配線に関する基礎解説・施工のコツ・選定ポイントなど、実務に役立つノウハウが豊富に紹介されています。Cabling Cert Techでは、現場視点で特に参考になりそうなトピックをピックアップし、整理してご案内しています。ぜひ技術習得や現場対応の一助としてご活用ください。

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PANDUITに関する製品情報、技術解説、活用事例を、Cabling Cert Tech独自の視点で整理・掲載。最新の動向や技術トピックをぜひご確認ください。

📘 ホワイト・ペーパー(分野:ネットワークス製品)

Wi-Fi 6E がネットワークとケーブル設計に及ぼす影響

本ホワイト・ペーパーは、6GHz帯を活用するWi-Fi 6Eは、ネットワークインフラの再設計を促す革新的な技術です。本資料では、電源要件・データ要件・推奨ケーブル設計の観点から、Wi-Fi 6E導入に備えるためのポイントを解説します。

🎯 Wi-Fi 6Eの注目ポイント(導入前のチェックリスト)

  • 高出力PoE(IEEE 802.3bt) とマルチギガビット接続により、Cat6Aケーブルの複数本配線が推奨されています。
  • 6GHz帯の追加 によって、従来より多くのチャネルと広い帯域幅を利用できるようになります。
  • 80MHz / 160MHzチャネルの活用 によって、より高速かつ安定した通信が実現します。
  • ✅ 従来クライアントが存在しない6GHz帯では、下位互換性に縛られず、高効率な通信が可能です。
  • ✅ 無線のスループットは向上していますが、有線接続(1Gbps以上)にはまだ及びません。
  • ✅ PoE対応や固定デバイスの接続用途では、有線接続が依然として重要です。
  • 周波数の階層化や区分化により、ユーザーごとにアクセスを分離しやすい設計が可能になります。

📘 この資料でわかること

  • Wi-Fi 6Eは6GHz帯を利用しており、チャネル数や帯域幅が大幅に拡大します。
  • 下位互換が不要な新しい帯域で、高スループットな通信が可能になります。
  • PoE++とマルチギガビット接続(2.5G/5G/10GBASE-T)を前提とした電源・データ設計が必要です。
  • Cat6Aケーブルの複数配線(最大4本) により、将来のWi-Fi 7アップグレードにも備えることができます。
  • 施工段階での配線によって、コストを10分の1に抑えることができる重要な設計ポイントです。

🎯 このホワイトペーパーを読むメリット

ネットワークの将来性とともに、中長期的な設計の方向性を把握することができます。
教育機関・病院・企業オフィスなどの設計担当者にとって、即戦力となるガイドになります。


📘 テクニカル・レポート

10 Mb/s シングルペアイーサネット 概要

10BASE-T1L / 10BASE-T1S:産業ネットワークを変革する新しい通信技術

本ホワイトペーパーでは、シングルペアイーサネット(SPE)技術の中でも注目される
10BASE-T1L(長距離)および10BASE-T1S(短距離・マルチドロップ)について解説しています。
これらの技術は、インダストリー4.0やOTネットワークの刷新を支える重要な通信基盤です。
ネットワーク統合やケーブル敷設の簡素化、本質安全区域での使用など、導入メリットを多数備えています。

📌 10BASE-T1L / 10BASE-T1S の注目ポイント(導入前のチェックリスト)

  • 🟢 10BASE-T1Lは最大1000mの長距離通信が可能で、本質安全防爆区域にも対応しています。
  • 🟢 10BASE-T1Sは最大25mの短距離通信に対応しており、マルチドロップ接続を実現できます。
  • 🟢 最大10Mbpsの通信速度により、これまで30kbpsに制限されていたエッジ機器でも大量のデータ送信が可能になります。
  • 🟢 高帯域幅を必要とするアプリケーションに対応しており、クラウドやプラントインフラへの接続が実現できます。
  • 🟢 SPE技術を導入することで、複雑なゲートウェイが不要となり、システム設計と管理が容易になります。
  • 🟢 電力供給(PoDL)と通信を同時に実現でき、危険区域への設置においても配線が簡素化されます。

✅ この資料でわかること

  • ✅ 長距離(最大1000m)および短距離(最大25m)でのSPE技術の使い分けがわかります。
  • ✅ マルチドロップ対応によるケーブル削減と、PoDL(Power over Data Line)の基本が理解できます。
  • ✅ 従来のフィールドバス技術(PROFIBUS、Modbus等)との違いが把握できます。
  • ✅ ゲートウェイ不要によるOTネットワークの統合と簡素化の方法を知ることができます。
  • ✅ エッジデバイス・センサーとクラウドを結ぶシンプルなネットワーク構成を学べます。

🎯 このホワイトペーパーを読むメリット

ネットワークの刷新や構成の見直しを検討している方にとって、
10BASE-T1L / T1Sによる新しい配線モデルと運用メリットを理解するための最適なガイドになります。
製造業・スマートビル・プラント管理者の方々にとって、即戦力となる資料です。